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放射線による人体への影響は、放射線の電離能力に依存します。そのため、電離能力の高い放射線は同じ線量でも影響は大きく現れます。例えば、電離能力の大きいα線はγ線に比べ、影響は大きくなります。

また、被ばくの形式との関係では、一般に外部被ばくではX線が、内部被ばくではα線やβ線が問題となります。

放射線が人体に与える影響は、身体的影響と遺伝的影響に大別されます。身体的影響とは、放射線を受けた人だけに現れる影響です。遺伝的影響とは、放射線を受けた人の遺伝子を通じて子孫に現れる影響です。

身体的影響は、さらに急性影響と晩発影響に分けられます。急性影響とは、かなりの放射線を受けた場合に数週間以内に症状が現れる影響です。晩発影響とは、白内障やガンのようにもっと長い潜伏期(数年から数十年)の後に症状が現れる影響です。

このような放射線により発生する影響には、確定的影響確率的影響があります。確定的影響は、受けた放射線量がある量(しきい値)以上の線量を受けた場合に発生する影響です。一方、確率的影響とは、受けた線量により発生確率が増加していく影響であり、ごく微量の放射線量でもそれ相当の影響を受けると考えられる場合をいいます。発ガンや遺伝的影響が主な例です。

 本ホームページは、 文部科学省 の委託事業として、公益財団法人原子力安全研究協会が運営しています。 リンク集  お問い合わせ先