キレート剤(chelating agents)

 キレートの語源はカニのハサミである。キレート剤は、カニがハサミで物を挟むような形で重金属と錯結合する薬剤であり、キレート試薬ともいう。キレート剤を投与すると、錯体形成により人体から重金属性の放射性同位元素 の排出を促進する。このため、体内に吸収された放射性核種 と結合して、組織内から体外へ排出させるキレート療法に利用される。代表的なものとして、プルトニウム 等に対するジエチレントリアミン5酢酸(DTPA)がある。

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